2015/04/07(Tue)
ケーブルテレビのチューナーを録画機能付きのいいやつに替えたギガゾンビですこんにちわ。
一家で2台以上CATV利用してる場合はかたっぽをいいやつにしたほうがちょっぴり安いというおトク情報を発信。

長丁場の旅行記を書き終えてしばらくブログのことをすっかり忘れてました。マジで。
ゲームはもりもりやってるんで、ネタはたまってます。急いで放出しないと忘れるのでそろそろ書かないとね。

というわけで本日は「デッドライジング3」のご紹介です。
確か昔1のこと書いたよなーと思ってブログ内を探しまわってみましたが、見つかりません。白昼夢だったようですので、まずはシリーズの概要からお話することにしましょう。

初代「デッドライジング(以下デッドラ)」は2006年にカプコンからリリースされたゾンビパラダイスアクション。「バイオハザード」以来ゾンビネタには定評のあるカプコンが、ゾンビゲーの新しい形を模索した意欲作でした。ゾンビで満たされた超大型ショッピングモールという箱庭世界で巻き起こる悲喜こもごもの事件を乗り越えたり無視したりしながら一定期間「生存する」ことに主眼をおいたゲーム性はたしかに目新しく、また自由度の高さから海外を中心に大きな反響を呼び、ウィキペディアによると北米・EUだけで270万本を売り上げた、近年のアクションゲーム界ではまれに見るメガヒット作品です。
発売当時のオレはあまりこういった自分で楽しみ方を見つけるようなオープンワールドの作品に好意的ではなく、結局プレイしたのはうつ病で仕事をやめた後、「ゲームの世界で生きていきたい」と思った後、ゲームの嗜好が変わった後のことですから、発売から3年ぐらい経った後だったように記憶しています。

その後ほどなく2010年に続編の2、2の「もしも」の話である「オフザレコード」が発売され、そこから3年の沈黙を破る形でXboxOneの発売に合わせて電撃的にリリースされたシリーズ最新作こそが、本日ご紹介する「デッドライジング3」です。

これまでのデッドラシリーズの特徴は、オレの言葉で表せば「時間との戦い」。ゾンビに埋め尽くされた閉鎖空間でなすべきことはまず自分の生存、ライフラインの確保ですが、その次に目指すのが「人助け」。安全なところにいる協力者から「2Fのレストランで泣いてる女がいるぜ」とか言われてホイホイ助けに行くのがゲームの中心的な目的。「一定期間生き残る」というのは建前というか、タイムアップの変形みたいなものに過ぎず「限られた時間のなかでどれだけのことができるか」の追求こそがデッドラの真の目的であり、好評を博した理由でもあります。
2で具体的に例示すると、制限時間の中でやるべきことは
・ゾンビ菌の保菌者である娘が発症するのを防ぐため、抑制薬「ゾンブレックス」を探す(一日一コ)
・決まった時刻に発生するメインクエスト及びサブクエストをこなし、話を進める
・他のクエストクリアや特定の場所を訪れることで発生するサブクエストをこなす
・有用なアイテムやコンボ武器のレシピを回収する
などなど。クエストには固有の制限時間が設けられているので、タイムマネジメントが重要。ひいては強力なコンボ武器やショートカットが開通するクエストなど、種々の時短テクニックが重要で、忙しさを楽しむというワーカホリックな喜びと周回を重ねるごとにレベルや腕前以外に頭脳が上達していくゲーム体験はオレを含むファンには大好評。
そこに加わる人間のヘンさというか、人間味はあるけど絶妙に緊張感がない一部の生存者のヌケた依頼(上物のワインが飲みたい、とかスロットで大当たりするまで守ってくれ、とか)や「どうしてこうなった!?」みたいなコンボ武器、いやコンボにしなくてもそのまま使うだけで笑けてきちゃう武器(例えばゴルフクラブはなぜか射撃武器扱いで弾数がある。使ってみるとボールをショットする。威力・硬直ともに実戦では役に立たないので完全にネタ)など、「緊張→弛緩」という笑いの理論に忠実な数々の小ネタが加わって秀逸なゲームに仕上がっており、2の時点ですでに「この路線はこれでもう完成しきってるな」という印象でもありました。

そして3。満を持しての期待の続編ではありますが、いろんな事情のわかる濃いゲーマーには発売前から不安視する声が。
一つには旧作のディレクターの退社。一説にはケンカ別れだったとも言われていますが、これはまた別の話。
もう一つはXboxOneのローンチかつ独占タイトルになった=「カプコンの」デッドラから「カプコンとマイクロソフトの」デッドラになったということ。どちらの理由も「2を超える作品にする」というよりは「シリーズの名は受け継ぎながらも毛色の変わった作品にする」という路線にシフトしているのでは? つまり俺達が愛したデッドラではないのでは? と考えさせるには十分なものでした。

んでもってオレはというと、発売時期がちょうど試験と重なっていたこととまだXboxOne購入は先のことと考えていたため、購入したのは昨年の12月。1年以上経ってからでした。
ご存知の通りハード自体が日本では驚くほど売れておらず、従って中古ソフトの出回りもものすごく少ないXboxOne市場において、ほぼ唯一そのへんで手に入るXboxOneソフト。ということは、ハイもうお分かりですね。
大方の予想の通り、残念なゲームでありましたのことよ。

新たなるデッドラのキーワード、一言で言うと「大味」。まず見た目からしてデカい。
というのも従来のデッドラシリーズは今ドキのゲームとしては珍しいほどキャラが小さい、というかカメラが引いた感じの映像になってたんです。要するにキャラを小さくしても視界を確保し、敵に対応したり探索を快適にしたりといった思想だったと思うんですが、今作は迫力重視なのか、カメラがグッと近づいています。まあこれはゲームの根幹にかかわるほどの変更ではないし、最初こそちょっと違和感ありましたがすぐ慣れました。視界の外から銃撃されるようなシチュエーションは確かにちょっとストレスですが、それ自体は前もあったし、ガマンできます。

で、ゲームの根幹にかかわるほどの変更はといえば、従来シビアであった全体の時間制限がガッツリ伸びたこと。「時間が足りない!」から「ヒマを持て余す」に大変身。これにより探索やサブクエストに割ける時間に余裕ができた・・・といえば聞こえはいいですが、旧作のファンはその時間の足りなさを知識と腕前でカバーするのをこそ楽しんでいたわけで。困難に挑む闘志みたいなものは今回サッパリ湧いてきません。

一応制限時間が伸びた理由として考えられるのは「マップが広い」ということ。1の舞台が大型ショッピングモール、2が超大型カジノ施設(最近話題のRI:統合型リゾート施設)ときて、3はもう田舎町全体がフィールド。スケールがアップしたといえばしたんですが、密度が薄まったとも捉えられます。現に拠点間の移動はほとんど車を使うことになるんですが、新システム「コンボ車両」のおかげさまで後半ほとんど無敵。降車せざるを得ないシチュエーションにかえってタルさを感じてしまう始末。確信犯的にバリケードが敷設してあるのもストレスです。

そのタルさを解消してくれるのが、一部の超強力なコンボ武器。中でも水平方向に広く発砲する軽火器「ジャズハンド」(見た目は完全にジュアッグ)は威力・連射性能・弾数・素材の入手しやすさ・遠近両用性のどれをとっても優秀で、これさえたくさん作っとけば困ることはまずありません。最強の一角であることは間違いありませんが、他にも超がつくほど優秀な武器はいくらもあります。この「主人公超つえー思想」がまた作業感を助長してくれちゃいます。便利だから作業の時間は短縮されますがね。
また自分が一人で無双できちゃうせいでもう一つの新システム「生存者を同行させて戦力アップ」が完全に死んでいます。彼らのための回復アイテムはかさばるし何より誤射の危険がでかすぎて、ハッキリ言って邪魔なだけです。

他にも自己強化アイテムである本がアイテムスロットとは完全に別枠になって無制限に持てるようになってたり、移動する武器庫みたいな車がコンボで作れたりと大小様々な大味ポイントは枚挙に暇がありません。
とまあここまではこき下ろして来ましたが、総合的に判断すれば及第点はあげられるかな、というところ。「前作よりいろいろ劣化はしてるけど、元ネタが優秀だからそれでもまだ面白いと言える」というのがオレの忌憚のない意見です。
中古市場で3,000円前後という安値で取引されてるのが多くのユーザーの意見を裏付ける結果になっていますね。

オレはおそらくこれでも相当な擁護派だと思いますが、その理由は本作の数少ないホメどころと直結します。
それはストーリーが過去シリーズとちゃんと整合性の取れる形でつながっていること。まあ多少の後づけ感はありますが、そこは後づけできるだけの余裕を持たせた過去作の手柄。
シリーズの大まかなバックグラウンドを順を追って説明していくと、
①ゾンビ化を引き起こす寄生虫が偶然発見される
②それに目をつけた製薬会社「フェノトランス社」が研究する
③事故により寄生虫流出。近隣の村で最初のゾンビアウトブレイクが発生し、軍が殲滅
④その村の生き残りで復讐を目論む研究者がテロ的にゾンビアウトブレイクを引き起こす(ウィラメッテ事件:1の話)
⑤全米(全世界?)でアウトブレイク対策がマニュアル化。また感染しても発症を抑える薬「ゾンブレックス」がフェノトランス社から発売されるも、需要が爆発して高騰(2の背景)
⑥フォーチュンシティ・アウトブレイク事件発生(2の本編)。フェノトランス社と軍のマッチポンプが判明
というような国家レベルの陰謀・機密がやり込むほどに明らかになっていたんですね。
これを受けて広げまくった大風呂敷を、(多少強引ではありますが)納得の出来る形で畳んだのが本作の功績と言えるでしょう。
かいつまんで言うと本作の主人公ニック・ラモス君は③の首謀者が仕込んだ、一連のゾンビ騒動の解決策。彼の真の目的は国家への復讐というよりは隠された真実を世界に暴露したいということだったようで、どうやらゾンビが国家を滅ぼすところまではさせたくなかった様子。律儀な男です。その彼が孤児を引き取って遺伝子操作かなんかした結果、ゾンビ感染の根本治療とワクチンによる免疫を獲得しうる人材が完成した、と。それがニック君。
で、ニックをブチ殺して免疫の可能性を闇に葬り、戦略BC兵器としてゾンビを研究したい軍と、ニックを確保して根本治療方法を確立し、歴史に名を残したい製薬会社サイドとの仲間割れ、というのが3の大筋なんですね。
3をクリアすることによってニック君は生還し、以後ゾンビアウトブレイクはこれまでほどの脅威ではなくなった・・・という結末で、三部作に終止符が打たれることになりました。

これまでに数多くの「打ち切り」を看取ってきた生まれついてのマイノリティとしては、ちゃんと終わらせてくれただけでもう抱きしめてあげたい、と思うのは甘やかし過ぎでしょうか。
とはいえ2と3の間には作中で10年の時間が経ってるし、3以後の事件についても掘り下げたり新種ゾンビの台頭がありえたりと、続編の夢が潰えたわけではありません。また新機軸を打ち出してもいいし、回帰路線でもいいから続きやってくんないかな。
3が残念だったとはいえ、これで終わりにするのはもったいないシリーズですしね。マイクロソフトの肝煎りがあればあるいは・・・ファントムダストがリメイクされるご時世ですから、何があるかもわかりません。その時が来る可能性を考慮して、我々も日々サバイバル力を高め、コンボ武器の作り方でも研究しておくとしましょうや。

最後に恒例の攻略メモ。
・前述のジャズハンド、普通は素材にMMAグローブとハンドガンがいるけど軽火器のアビリティを持ってれば普通のボクシンググローブとなんでもいいから銃で作れるようになって量産体制が整うので、軽火器だけはポイント振る価値あり。他はまあお好みで。
・エレクトロスタッフはガスボンベ追加でエレクトロファイアスタッフに、液体窒素追加でエレクトロアイススタッフ、両方追加でエレメンタルスタッフに進化する。改造のたびに耐久力と残弾が回復するので結果的にかなり長持ち。サブクエや実績のために属性武器がいることがあるので一家に一台、いや二台。遠距離武器としても優秀。
・スキル使用の実績は意識しないと残る。特に単体にしか当たらない技は気を使って多用しておくと作業がラク。
・コンボ武器たくさん作る実績はセーフハウスのロッカーで半放置が一番楽。一周をそのためだけに費やすぐらいの覚悟で。難易度あげちゃうとロッカーから取り出すときのコストが倍増するのでカジュアル推奨。
・キル数の実績は合計で34万とかになるのでかなりのがんばりが必要。連動するチャレンジ全クリアの実績もあるのでかなりがんばれ! ちなみにオレは諦めたぞ!!

書いてて気付いたけどゾンビがうようよいる街で生き残れって言われてるのに「カジュアル」はないよね。いやまあやってるプレイヤーはカジュアルなんだけどさ。
いや「ゾンビパラダイスアクション」って書いてあるから楽園リゾート気分でカジュアルでもいいのか。
[ ギガゾンビ at 2015/04/07(Tue) 15:56コメント(0) ]
2015/03/18(Wed)
長すぎて読みづらい記事を二つに分けましたギガゾンビですこんにちわ。
チャッチャといきましょー。 

10日火曜日、兵庫県豊岡市。
北海道民にはゼンゼン馴染みがない地名なので、まずはいろいろ勉強してみました。
わかったことは、
・日本有数のカバンの産業集積地で「カバンのまち」と呼ばれていること
・日本で最後に野生のコウノトリが確認された縁からか、コウノトリの人工繁殖、保護、育成をしていること
・食べ物ではおでんと厳密には隣町のものだけど出石そばが有名なこと
・「弁当忘れても傘忘れるな」と謳われるほど雨が多いこと
など。なるほどこの日もミゾレ降ってますし、昨夜食べたおでんもかなりうまかった(偶然ですが故やしきたかじん氏絶賛のお店だったみたいです)。商工業の街っぽいので観光するとしたら「コウノトリの郷公園」ぐらいしかないようなので、とりあえず朝イチで行ってみることにしました。

バスのダイヤの都合上オープンの30分ほど前に着いてしまいましたが、早朝からやってる土産屋兼茶店兼野菜直売所みたいなお店があったので、気さくなおばちゃんから観光情報を引き出してみます。しかしやはり観光するようなスポットはここぐらいしか無いとのこと。

コウノトリの郷公園は公園とは言いますが、公園というよりはコウノトリのためのビオトープというか里山みたいなところ。夏場は昔ながらの田園風景が広がっているはずですが、冬だと珍しくもないただの雪原です。コウノトリの野生種絶滅のいきさつや人工繁殖の取り組みなどを展示した施設は学術的に面白く、そこに囲われてるコウノトリも見ることはできました。
昨夜のおでん屋の大将いわく、餌付けしてることを知ってるコウノトリがごはんの時間(14時頃)になるとわんさか集まってくるので、雪のない時期の昼下がりに車で行くのがベストみたいです。コウノトリ白いんで、雪の中ではステルスしちゃうし。
なんでも昔の日本でただ「鶴」といえば普通コウノトリのことを指すんだそうです。でもコウノトリは鳴かないので、「鶴の声」とかいう記述があるときのみ今で言うツルだとわかるんだってさ。

バスのダイヤが劇的に疎なので、かなり距離がありますが帰りは歩きます。街中の方では融雪のためにスプリンクラーで水が撒かれており(!)、油断すると靴が濡れます。
とりあえず「カバンストリート」とやらに向かってみました。ここには全国唯一の「カバンの自販機」とやらがあるそうなので、いっちょ見に行ってみましょう。
商店街の休憩所めいたところにそれはありました。白と緑を基調とした落ち着いた色合いで、形は普通のドリンクのそれと全く同じ。ていうか自販機コーナーに一緒にあるために、知らないと気づかないレベルで溶け込みきってます。実は昨日降り立ったJR駅のプラットホームにもあったらしいんですが、オレは完全に気づきませんでした。予備情報なしで偶然見つけてしまったら驚くでしょうね。
お値段は一律1500円で、普通の半分ぐらいの大きさのトートバッグがカップヌードルの容器みたいなものに入って出てくるみたい。柄は驚くほど豊富でした。ミニサイズが欲しい人はどうぞ。オレは普通に横のおみやげ屋でコンパクトに収納できるリュック買ったんで、こっちは買いません。

昼食は出石そばを食べてみました。小ぶりなお皿に盛られた蕎麦が5個セットになってるというデザイン以外はごく普通の蕎麦です。当たりの店を引いたらしく蕎麦はとっても美味しかったです。盛りつけ以外の特徴といえばネギ、ワサビ、トロロ等の薬味がデフォでついてることで、多彩な味変が楽しめました。生卵もついてるのが珍しいかと。
専門学校時代にちょくちょく行ってた蕎麦屋でざるそばに生卵がついてきたことが長年不思議に思ってたんですが、もしかしたら出石そばにヒントがあるのかもしれませんね。でもあの店は生卵の他にもいろいろ不思議があった(カツ丼のカツが熱した鉄板で出てくるとか。それはもはやカツとじ定食では?)ので、偶然かもしれませんね。

食事中に見覚えのある番号から電話が。新日本海フェリー! 嫌な予感がします。そしてそれは的中します。
フェリー、今日も遅延。小樽港に深夜2時よりも苫小牧東港に深夜1時のほうがタチが悪い。今日もキャンセルしてまた一日滞在延長です。
とはいえ敦賀なら天候さえ回復すれば毎日船出てますから、途中舞鶴で一日潰すことにします。
くそ、二日伸びることがわかってたなら石見銀山行ってたのに・・・

さてここ豊岡から日本海側を舞鶴まで結ぶ路線はJRに替わって「北近畿タンゴ鉄道」という私鉄が通っており、ちょうどいい時間に観光列車「あかまつ2号」東舞鶴行きが出ているので、気を取り直して乗ってみるとしましょう。
この列車は本来2両立ての普通列車の前側を観光列車に換装、後ろ半分は普通列車のままというなんともアンバランスな代物。通常料金+300円でゴージャスな前側車両に乗ることができます。
平日にもかかわらずテツにも見えない観光客がそこそこいたので、もしかしたら豊岡の観光のメインはこれなのかもしれません。もっと時間があれば地酒付きのコースや食事付きのゴージャスなやつもあるので、機会があれば乗ってみたいですね。
オレは交通の利便性から豊岡に投宿しましたが、北近畿で観光するなら有名な城崎温泉や歴史の街出石がプッシュされてたので、次回の北近畿発山陰ツアーの時にでも。山陰は冬しか行ったことないので、次は雪のない時期に。そして次こそは石見銀山。

あかまつの途中経路には日本三景で有名な「天橋立」があったので、ちょっと途中下車してみました。舞鶴のちょっと西あたりなのである程度遅くなっても大丈夫でしょうし。
時間がちょっと遅かったせいで、ほぼすべての観光施設が閉まりかけてました。時間的に行けるところは1ヶ所しかない! 悩んでる時間もない! というわけで駅から一番近い「天橋立ビューランド」に行くことに。小山の上に展望台と小さな遊園地が併設された施設ですが、遊園地部分は冬季休業中。そのせいかレストラン等も早じまい。もうただの「山の上のビュースポット」だよこれ。
800円という入場料にモヤモヤしながら、定番の股のぞきをやってみます。股のぞきとは前屈姿勢で股の間から天橋立を見ると天地が逆転するために龍が空に昇っているように見える、というものですが、実は頭に血が上ってちょっとクラっとするところにカラクリがあるんだよ、と書いてありました。

山を降りましたがどうにも時間が余ってるし、せっかく降りたんだからもう少し何かしたい。施設が閉まっていても天橋立自体は空いてるはずです。3キロとかあるけどまあ片道なら・・・そうだ、バスかなんかで対岸まで行って歩いて駅まで戻ってみよう! と思い立って聞いてみるとちょうどすぐそこから待たずに乗れる時間にバスが来るそう。これ幸いと乗ってみたら、だんだん空模様が怪しくなってきましたよ。
対岸に着いた時にはまたミゾレが降りだしてしまいました。
もっと考えるべきでしたが、天橋立は要するに入江にかかった天然の橋というか自然の遊歩道なわけで、雪のある時期に行ったら除雪が行き届いてるわけないんですよ。
もうドロドロのグチャグチャ。踏んだらベシャってなる溶けかけの雪とぬかるんだ地面、歩きづらいったらありゃしません。
収穫らしい収穫は、天橋立でもっとも有名な「船越の松」を見てきたことぐらい。「オレのだったわー」というシャレのために最悪の路面状況を3キロ歩いてきてしまいました。荷物だって軽くないのに。
でもそういえば天橋立は典型的な船越(浅瀬や陸地に阻まれて船が往来できない不便な地形。またはそこで船を人力で陸揚げして向こう側に運ぶ職業、つまりガチの肉体労働者のこと)だなぁと実感したのでまあ良しとします。話の種ができました。
天橋立は夏場ならレンタサイクルが充実してるみたいですし、景観としても夏の青々とした木々や海のほうが美しいと思われますので、来訪は冬以外がいいんでしょうね。
この日はこの後西舞鶴まで移動して宿泊。

明けて11日は舞鶴市内を観光し、夕方ぐらいに敦賀に移動、フェリー乗船に備えることにしました。
舞鶴は海軍の施設を中心に発展したという経緯からして変わった街の作りになっており、近世以前の歴史と現在は行政中心「西舞鶴エリア」、商業と交通の中心「東舞鶴」を分断するように旧海軍や自衛隊の施設があり、観光の中心「中央エリア(命名オレ)」のおおまかに分けて3つの地区に分かれています。オレの場合はこれを西から東に移動しながら観光しようという魂胆。特に自衛隊関係は土日祝のみ一般人OKというパターンで、偶然にもこの日は祝日じゃないですか。
ヤッター天の配材。平安時代の剣士にして哲学者ミヤモト・マサシの言うように「フーリンカザンを生かさない者がイクサには勝てぬ」ので、せっかくだから行ってみましょう。

都合のいいことに西舞鶴で見るようなものは「田辺城跡」ぐらいしかない=早朝から動けるということなので、まずはそちらへ。駅から徒歩5分、大きめの公園の中に城の形の博物館があるという、高度経済成長期に全国で流行ったパターンです。まあオレはそれでも石垣しか残ってないよりはマシだと思いますが、何しろ博物館部分がその頃の発想から何も変わってないせいでショボい、というのが難点なのも全国共通じゃないでしょうか。
中でもここ田辺城跡のショボさというかやる気のなさは特筆モノで、まず思ったより近かったせいでオープン20分前に着いたにもかかわらず開いてる。そして中には係員の類がいない。入場無料なんで遠慮がちに入るも、中が驚くほど狭い。まあもともと大きな天守があるような城ではないのである程度は覚悟してましたが、まさか2階さえないとは思いませんでした。天守閣部分は完全に飾りです。収蔵品もわずか数点がポンと置いてあるだけという有り様。
ここまでの残念さはちょっとないので、逆に見る価値あるかもです。何しろ駅から近いので行きやすいしね。

海軍ゆかりの街といえばカレーと肉じゃが。ここ舞鶴は「肉じゃが発祥の地」の称号を巡って広島の呉と苛烈なバトルを繰り広げていますが、観光面での力の入れ方では舞鶴に軍配かと。ちょうど昨夜泊まったホテルのすぐ隣(ということは駅前)に、「フォレスト」という朝からやってる喫茶店があり、そこに「肉じゃがオムライス」なるものがあるというので食べてみましたよ。
白メシを玉子で包んだ上に、トロトロのソース状になるまで長時間煮た肉じゃががかかってるというデザイン。甘い醤油味とごはん・玉子の相性が悪いはずないので、当然うまい。ごはんにあえて手を加えてないところが工夫です。
朝食の時間帯に地元名物を食べるのは結構難しいということもあり、こういうお店があるとありがたいですね。オススメです。なお夜はジャズバーみたいになるそうで、何時に来てもOKみたい。この時も朝からだべりに来てるおばあちゃんたちがいましたんで、地元で愛されてるんでしょうね。

次はバスで中央エリアに移動して「総監部海軍記念館」へ。自衛隊の敷地内にあり、自衛官がキビキビともてなしてくれるのが嬉しい以外は濃い海軍ファンか自衛隊ファン以外にはオススメできません。オレごときではちょっと楽しみきれない高度さ
そこから徒歩で「舞鶴市政記念館」へ。実は舞鶴には前述の3エリアから離れたところに「引揚記念館」という施設があります。戦後の引揚者(特にシベリアから)のことを扱った施設ということで行きたかったんですが、今は改装中でここで特別展示中とのこと。小規模な特別展示でも結構面白かったんで、舞鶴再訪の折には本館にも行ってみたいですね。

その次はすぐそば「赤れんが博物館」。旧海軍の赤レンガ倉庫をそのまま利用した、そのものズバリ「レンガ」の博物館です。物珍しさから行ってみたものの、これがまたとっちらかってて実に面白くなかった。題材の地味さからかレンガにまつわることがあれやこれやと展示してあるんですが、そのせいでかえってテーマがぼやけてしまっています。オレとしては近年稀に見る「楽しめなかった博物館」ですが、建築関係に興味ある人ならワンチャンあるのかも。物販は充実してるんで、駅周辺におみやげがあんまり売ってないので土産物はここで仕入れていくのがよいでしょう。オレは「どうせ駅にあるべ」という初歩的なミスを犯して買いそこねたこともお伝えしておきます。

昼にはカレーを食べ、東舞鶴駅へ。でかいイオンとかはあるものの観光客が行くようなところもなかったので、フェリーで時間潰すための本を仕入れてさっさと敦賀に落ち着くことにします。
なおこの日も新日本海フェリーから遅延のお知らせがありましたが、この日を逃すとまた天気が崩れる予報になってる&到着が遅れても休日持て余し気味の友人が迎えに来てくれることになったために乗船を承諾。やっと帰れるこの嬉しさ。というか予定が決まる嬉しさ。アクシデントでの予定変更も楽しいのは一回までです。

1年半ぶりの敦賀は駅ビルが立派になってました。フェリーのことを考慮してか、駅の規模に見合わないほどの大きくて立派な待合所ができてて嬉しい限り。駅前はまだ未完成だったので駅全体の味わいとしてはまだ今ひとつですが、立派になるといいですね。あとはホテルさえもうちょっと数そろってればなー。

結局敦賀発のフェリーは2時間半遅れで出港。奇跡的に波風の穏やかな日だったことも手伝ってか、不思議なことに到着は定刻通りでした。
後日船に詳しい友人に聞いたところ、全力出せばそのぐらい取り戻せる速度は出せるけど、それ以上に燃費がひどく悪いから経済的な速度で運行してるんだそうです。まあ会社としてもこういう時に取り戻しておかないといつまでも差は縮まりませんしね。

最初の数日をほとんどすっ飛ばしたにも関わらずすげー長いシリーズになってしまいましたね。
帰宅後に気付いたんですが、この2週間ほとんど「ちゃんとした肉」を食ってませんでした。ほとんど魚。たまに鶏。
豚肉もそれらしい料理は高知のみそかつラーメンの上に乗ってたとんかつだけであとはチャーシュー程度、牛に至ってはカレーかなんかに入ってのかもな、というレベル。土佐にも但馬にも行ったのに!
大きな理由はお値段ですが、「地元の名物を食べる」という観点からはちょっとミスったかな、と思います。これは今後気をつけなければ。

旅行前後で結構ゲームもたまったんで、次回からはゲームブログに戻って通常営業します。
コンゴトモヨロシク・・・
[ ギガゾンビ at 2015/03/18(Wed) 15:08コメント(0) ]
2015/03/18(Wed)
 主夫(未婚)生活7年目にしてはじめて洗いもの中に茶碗を割ってしまったギガゾンビですこんにちわ。
自分でもおどろくほど凹んだことの方にビックリです。

2月9日月曜日、鳥取からでしたね。
一応この時点ではこの日の深夜つまり翌10日早朝舞鶴発のフェリーで帰る手筈でした。舞鶴からフェリーは乗ったことないので、舞鶴~小樽線を利用しようと考えたからです。しかしこの時期はちょうどフェリーの船自体がメンテナンスを行う時期で、2日に1本しか便がない。観光したいような都市もだいたい回り、そろそろ帰りたい気分になってきたので昨夜のうちに予約済ませていたんですね。

で、9日。日本海側に広く暴風雪注意報が出ており、実際に吹雪です。北海道かよ。
鳥取といえば鳥取砂丘。以前一度行ったことがあるので今回はどうしようかなーと思いましたが、これだけの雪の中ならガラ空きに違いない! ということで行ってみました。駅からバスで15分です。
着いてみると・・・
ホントに無人だった!
一応バスターミナル周辺のおみやげ屋さんの中にはチラホラと観光客の姿はあるんですが、外はほぼ無人。どうやらみんなこの吹雪を前に手を出しあぐねている様子。こりゃあ一丁道産子の心意気を見せてあげましょう。
鳥取砂丘は風が強いことによってあの「砂丘」が形成されているので、吹き溜まりのできかたがすごい。というかそもそも砂が吹き溜まったものが砂丘になってるわけで、雪が降れば雪が吹き溜まって当然。深いところでは腰近くまで雪に埋まる有り様。
雪の中をこいで歩くこと7~8分、一番メジャーな砂丘「馬の背」の頂上。風つえー!! ここまでの道のりはこれでも馬の背自体が風を阻んでくれてたんですね。立ってるのがやっとの風の中で記念撮影、振り返るともう足あとが消えてなくなってました。
雪まみれでセーフゾーン(土産屋)に帰ると案の定英雄扱い。「俺も行ってみるかぁ!」という勇敢なおっちゃんなども現れる始末。
鳥取砂丘はいつ行っても冒険感を味わわせてくれますね。

月曜日ということで公営の美術館・博物館の類は休み。近年人気を集めている「砂の美術館」も展示替えのため休館。砂丘エリアにはもう見るものがないので、30分遅れのバスで市街地方面に戻ります。
次に向かったのは「渡辺美術館」というところ。個人蔵のお宝を展示している私営の美術館です。
最大の呼び物は「日本最大級の甲冑所蔵量」。昔ながらの観光地によくある集合写真用の階段状の台があり、その後ろで30組はあろうかという甲冑たちが集合しています。オレは集合しても一人なので甲冑だけの集合写真をパシャリ。壮観であることは間違いありませんが、ありがたみが・・・
甲冑以外にも書画骨董、刀剣、工芸品などがワンフロアにずらっと並べられており、かなり壮観。料理屋のサンプルが並べてあるショーケースに入れてあるだけという潔さがかえってエンターテインメントです。展示数は相当なもので、実際これだけモノがあればかなり楽しめるでしょう。鳥取市にはあんまりメジャーな観光地もないので、行く価値は相対的に高いと思いますし、立地的にも砂丘帰りにオススメです。

お次は賀露エリアへ。要するに港湾地区で、観光系の市場と「かにっこ館」というカニに焦点を絞った小さな水族館があります。
ありますが、海が近いということは風も強いということ。砂丘に匹敵する暴風雪。昨日フリース買っといてホントによかった。
まずはかにっこ館。施設ジャンルでいえば水族館に間違いは無いんですが、オレが全国津々浦々で立ち寄ってる水族館の中でもおそらく最小規模。魚は近海で取れるものがちょびっといる程度で、あとは小さい水槽に珍しいカニがずらり。魚と違ってカニは大規模な飼育施設があんまりいらないんでしょうね。
特筆すべきは「無料」ということ。運営費は誰がどう賄ってるのか不明ですが、100円くらい取ってもいいんじゃないかと。休日は子供連れに人気みたいで、こんな天気の悪い日でも何組かのお客さんがいました。

モンハナシャコのかっこよさに酔いしれていると、どこからか電話が。新日本海フエリーよりフェリー遅延のお知らせです。舞鶴到着4時間遅れ。ということは舞鶴発はそれ以上遅れるわけで、出港時間がおそらく深夜3時とかになります。出港は百歩譲るとしても、小樽港に深夜2時に着いてどーすんだって話ですよ。というわけでキャンセル決定!!
ロスタイム突入です。面白くなってきやがった。
前述したように舞鶴発便は一日おきなので明日は舞鶴からでは帰れません。ということで一足伸ばしてお馴染みの敦賀から帰ることにします。これなら何かあっても大丈夫。まあ何かあったんですけども。
いきなり敦賀まで行くのは遠いし時間も持て余すので、間にどこかに立ち寄りましょう。こんなときは楽天トラベルから宿代の相場が安い地域を選ぶのがオレのやりくち。ちょうど兵庫県の豊岡というところにいいビジネスホテルがありましたよ。よし、明日はここにしよう。

予定が立ってひと安心したので昼飯です。実は鳥取はカレールーの消費量が人口比で全国トップ(今は佐賀に抜かれてるという新事実もいまググったら出てきましたが)。日本一カレーを食べる県としての町おこしもやっています。しかしこれはたぶんあまりうまくいってっておらず(抜かれて元気なくなっちゃったのかな?)、駅や観光案内所でもそれらしいパンフはありませんでした。
唯一あったのが新B級グルメ「鳥取カレーちゃんぽん」ですが、これもパンフやHP見る限り加盟店わずか5店という寂しさ。応援してあげたい気持ちにはなりますが、そりゃそうよね。「消費量が多い」ということは「みんな家でよく食べてる」ってことなんだから、地元の人が出先で食べる店が豊富なわけでは無いんでしょうよ。
とはいえカレーで町おこしを考えてるお店や食品会社は確実に存在してるわけで、そういうところがやりがちなのが地元名産品を入れた変なカレーシリーズ。現にオレはかつて鳥取を訪れた際に「20世紀梨カレー」を食べた記憶がありますが、今回は母から「ピンクのカレーがあるらしい」というタレコミ情報がもたらされまして、ネットで調査した結果ここ賀露に食べられるお店があるということを突き止めたんです。
お店の名前は「賀露幸」。市場の中にある食堂といった趣の店で、メインは海鮮と思われます。正直ポスター貼ってなかったらピンクカレーなんてものがあるとは思いもよりません。
よし、注文してみよう!
出てきたものは(あたりまえだけど)とてもカレーには見えない一皿。だってカレーの色してないんだもの。桜のような淡いピンクではなく、例えるならヨーグルトにイチゴのジャムをたっぷり入れて色が均一になるまでよく混ぜたような堂々としたピンク。プリキュアで言えばキュアブロッサムの色です。
お味の方は・・・悪くはないもののやっぱり違和感があります。この違和感は北海道で一時期話題になったホワイトカレーを食べた時に感じたものと似てるような気がしますが、どちらも何か決定的にスパイスが違うように思います。
ピンクの秘密はビーツだそうなので、ビーツ特有の濃い赤をホワイトカレーで薄めるというかちょうどいいピンクになるまで割るような製法なのかもしれません。
色や味より問題なのはお値段のほうで、普通盛りの一皿にサラダとかもなしで1000円近い。カフェランチに通じる理不尽さです。話題性で1回は食べるかもしれませんがリピーターは絶望的。ここはもう少し付加価値の高い製品や付随サービスがほしいところですね。おみやげ用のレトルトも800円と高めなのもいただけません。買ったけど。
なおこのピンクカレー、正式名称は「華貴婦人のピンク華麗」といい、地元の食品会社が作ったピンク色食品のブランド「華貴婦人」シリーズの第一弾。60年代少女漫画を彷彿とさせる「華貴婦人四姉妹」が特徴で、カレーの他に第二弾「ピンク醤油」もありました。絶対持て余すなと思ったんで買いませんでした。こっちもやはり値段がネックなので、もっと小分けにして量は半分、値段は70%ぐらいのを作ったらいいと思います。いずれにしろ野心的な試みなんで応援したいですね。

この日は雪による交通網の遅延で時間を取られた感があり、もうそろそろ移動しなければなりません。
ま、鳥取市だけでは見たいものも多くないんでいいですけど。
一応鳥取県の名誉のために言っておくと観光なら米子とか境港とかもあるんで、そちらもどうぞ。

区切り悪いですが記事が長すぎて読みにくかったのでのでここで一旦切りますね。
次回(といってもすぐですが)ラスト、舞鶴~敦賀でフィニッシュ!
[ ギガゾンビ at 2015/03/18(Wed) 14:08コメント(0) ]
2015/03/13(Fri)
 トイレに立った瞬間にPCがアプデ再起動されて書きかけの文章がかっ飛んだギガゾンビですこんにちわ。
バックアップ機能は? あれー?
ま、まだ20行くらいだったのでダメージは小さかったんですが、パソコンの動作が不安定だった時代の「こまめなバックアップ」という行為を忘れていたことへの戒めとして受け取りましょう。
皆様もお気をつけを。

さて一週間空いてしまいましたが、2月7日土曜日から。この日はしまなみ海道サイクリングです。
本州と四国を陸路で往来する交通手段はいくつかありまして、この「しまなみ海道」もその一つ。今治~尾道間を途中瀬戸内海の島をいくつか経由しながら結ぶルートで、瀬戸大橋や明石海峡大橋のような「でかい橋がひとつ」ではなく「小さい橋がいくつも」という形式です。
さすがにそれでは花がないというか観光的に弱いと踏んだのか、自転車で通行できるという特色を全面に押し出して全国から自転車好きの観光客を誘致し「サイクリストの聖地」を看板に掲げ、沿線各地に乗り捨て可能なレンタサイクルターミナルを配置、補給ポイントなども整備して環境を整えています。
正直なところ今治を訪れる観光客の9割はしまなみ海道サイクリングを目的としていると思われ、自転車関係とそれ以外のホスピタリティに大きな差を感じます。この間の記事にも書きましたが市内には観光地らしい観光地もほとんどないですし、よそから人が来るということに慣れてないような印象を受けます。

何を隠そうオレもこのしまなみ海道サイクリングを今回の旅行の大きな目的にしているわけで、なるべくいいコンディションの日に今治を発てるようにここまでの旅程を調整してきたわけですが、その甲斐あってお天気はこれまでにない晴れっぷり。気温も10℃前後と運動には程よい日和でした。
しまなみ海道自体の起点は今治駅から10キロ弱の「サンライズ糸山」という道の駅的な施設ですが、昨日利用した今治駅裏の仮設レンタサイクルターミナルも指定ポイントとなっているため、こっちで借りた自転車をチャリチャリしてどこかで乗り捨てることも可能。オレは荷物を背負ってるという不安から(全くの杞憂でしたが)少しでも走行距離は縮めたほうがいいと考え、サンライズ糸山を出発点にチョイス。
しかしサンライズ糸山自体が最寄り駅から2.5キロ離れているので、今治駅前スタートのほうが今思えばラクだったでしょうね。

昨日も乗った緑のクロスバイクと人生初の自転車用ヘルメットを借り、いざ出発。全長70キロの約半分を走ります。
一般道から高速道路に入るときのようなループ状の坂道を登り切ると、そこはもう海上。ここの「登ってる間」が一番イベントっぽい情緒がありました。ワータカーイ、ナンカコワーイ。なおオレが行った時はたまたま無料期間でしたが、本来は自転車でも橋の途中にある料金所で100円程度の通行料を支払うシステムです。料金所は橋ごとにあるので、イチイチ自転車止めて財布を出すウザさが懸念されます。腕章とかたすきみたいな、ひと目で分かるフリーパスみたいなものがあると楽チンなのになーと思いました。もうあるのかもしれませんが。
サイクリングの注意点をもう一つ。海上こそほぼ平らで楽チンですが、橋のたもとと島部分は結構なアップダウンがあります。ママチャリでは厳しいかもしれないのでクロスバイクのレンタルをオススメします。便利なカゴ付きのやつ貸してくれます。

まずは最初の島、「大島」へ。寄り道して「村上水軍博物館」に行ってみます。
島部分は普通に人が住んでる市街地で分岐もたくさんありますが、しまなみ海道の本道には緑色のラインがずうっと引いてあって迷う心配はゼロ。高評価です。
その本流を外れて閑静な漁村を走り不安になってきた頃に急に近代的な巨大建築物が。これが「村上水軍博物館」。昨年流行った「村上海賊の娘」の人気に乗っかる気マンマン。でも施設ではあくまで「海賊」という表現を避け「村上水軍」と言っているところに大人の事情を感じますが、確かにパイレーツとかではないし独特の藩や国のシステムで経営してたみたいですので、むしろ「海賊」という表記のほうが違和感ある、ということがわかりました。小説の方は敵方から見て「賊徒=海賊」という意味合いなのかもしれません。読んでないので詳しくは不明です。うちにあるけど。

次の島は「伯方島」。伯方の塩で有名な塩の産地ですが、見学するようなところもないので通過。道の駅で買ったアイス塩大福はうまかったですよ。

その次は「大三島(おおみしま)」。ちょうどよく昼前だったので、道の駅「多々羅しまなみ」の屋台でご当地B急グルメ「大三島ソースオムそば」を食べていたらNHKに取材されました。どうもこの屋台はイベント出店だったようで、「北海道くんだりからわざわざ訪れた物好きな観光客」という格好の題材だし、きっとその日の夜のニュースとかでオレのヘタクソな食レポが地元にお届けされた可能性が高いです。「旅の恥はかきすて」という諺を噛み締めながら次へ。

道の駅からしまなみ海道本流を外れ、島北部の盛港という港から「大久野島」という小島へ。
こちらはキャンプや海水浴のため地元民が利用するような無人島なのですが、昔放逐されたウサギが大繁殖して野生のウサギがわさわさいるという現実離れした光景が大人気だという、今そのスジでは話題の島。オレは以前お昼のワイドショーかなんかで見て「おお!」と思い、いつか訪れたいと思っていた場所です。
フェリーを降りるともうすでにウサギ溜まりが。オレには快適な気温ですが、ウサギたちにはまだ寒いようで島中あちこちにウサギのコロニーができていました。
無人島というのはおそらく「居住している人がいない」という意味で、この日は土曜日だったこともあり家族連れやカップルで賑わっていました。なお島内には温泉ホテルがあり、宿泊も可能。ウサギウォッチングなら奴らの活動が活発な夏場がオススメとのこと。ただ注意が必要なのが、島内でウサギのエサが一切売ってないという点。結果観光客が手持ちの弁当やらパンを無軌道にウサギに与える事態があちこちで見られますし、何よりキャベツなりニンジンなりがバカ売れすると思うんですが、やってないのには何かワケでもあるのかと邪推してしまいます。

そんな大久野島ですが、戦時中は日本軍の基地と毒ガス工場があったあといういわくつきの場所。なので当時の遺構(つまり廃墟)が残っています。人間は立入禁止ですがウサギはそんなのお構いなし。「廃墟にウサギ」という人類滅亡後のような光景はなかなか風雅でした。
なお砲台などに向かう山道はかなりのジャングル感で、自転車なんて無理の無理無理。そんな山道に突然飛び出してくるウサギにはものすごくビビらされること請け合い。プリミティブな恐怖をどうぞ。

フェリーの本数が少なめなのでほどほどにして(っつても見るもんは全部見たけど)大三島まで戻り、ここからはバスで尾道に向かいます。しまなみ海道のレンタサイクルは各ターミナルで乗り捨てOK、ということは前述しましたが、実はちょっと落とし穴が。乗り捨てたあとどうすんだ?って話です。自転車を降りると人は徒歩になるわけで、移動力が大幅に低下することは御存知の通り。なのに乗り捨てポイントとバス停が概して遠いんですよ。唯一両者が現実的な距離にあるのが先ほどの大三島の道の駅ぐらい。
幸いなことにここはどうやら地元的にも交通の要衝らしいので、各方面に向かうバスが停まってくれます(待合室はオンボロですが)ので、オレもバスで尾道へ。

さて車内でこれからの旅路を考えます。イージーなルートとしては尾道から広島経由で博多まで、あるいは逆に大阪方面に抜けてどっちかから飛行機で帰る手ですがどっちも1年以内に行ったしできることなら飛行機には乗りたくない。寒さには目をつぶって山陰に抜けて舞鶴か敦賀を目指せれば・・・と思って調べていると、ちょうど接続も無理がないタイミングで尾道~島根県松江市行きの高速バスがありました。これだ!
尾道観光は諦めて、一路島根へ。この判断が今回の旅行の期間をムダに長くする原因となります。

尾道駅のバスターミナル、もう閉まってます。松江行きのバスは完全予約制なのでバス会社に電話で問い合わせてみると、「運転手に直接言えばOKです」とのファジーなお返事。程なく到着したバスの運転手さんからは快くOKのお返事が。ありがたい限りですが驚いたことにこの日の乗客はオレ一人。建前上完全予約制だから途中で乗ってくる人もいないことがわかっており、「途中のバス停すっ飛ばすんで早く着きますよ」とのこと。独り占めな上早く着くのはオレにはもちろん嬉しいんですが、そんなことで大丈夫なのか中国バス。
ということで格言。「5分前でも予約は予約」byギガゾンビ。

日本の背骨を越えるうちに日もとっぷり暮れ、地面には雪がチラホラ。小一時間早く松江しんじ湖温泉駅に到着しましたよ。
松江市は例によってJR松江駅と一畑電車の松江しんじ湖温泉駅が競合している状態にあり、両者の往来はけっこう不便。JR駅の方はどちらかと言うとビジネス街の風情なので、観光なら一畑側がいいんじゃないかと。温泉ホテルはすぐあります。
オレはというと両駅から均等に遠い繁華街に投宿しました。
松江の繁華街は範囲こそ広くありませんが、歴史的街並み保存エリアみたいな地区と隣接というかほぼ融合していて密集度が高い印象です。いい感じの飲み屋を探したりする移動距離が短くて済むのでオレにはありがたいシステムでした。

明けて8日、日曜日。昨夜酒場で仕入れた情報に基づき、一畑電車で「松江フォーゲルパーク」というところに向かいます。
こちらは世界的にも珍しい(らしい)「花と鳥のテーマパーク」。フォーゲルってのはドイツ語で鳥のことなんだそうです。
寒風吹きすさぶ中、朝イチで訪問すると多数のフクロウたちがお出迎え。規模、広さともになかなかのもので、イメージとしては「お花がいっぱいで鳥しかいない動物園」といったところでしょうか。花には興味がないオレですが、これでもかという程あるベゴニアは壮観でした。
ただね。
寒いの。
一応ほぼ全域が温室になっていて鳥達が凍えないようになってはいるんで人間も耐えられないというほどではないんですが、北海道民としてキツイのはどこに行ってもガンガンの暖かさではないということ。体の芯が温まりきらない感じ。おまけに渡り廊下とかで外に出るたびに強風が体温を奪っていきます。

街まで戻り次の観光目的、城エリアに戻る途上でBスタイル(ブックオフ系列の古着屋)を見つけたのでフリース買っちゃいました。250円で夢のような暖かさ。昨日のサイクリングに備えて荷物を増やさないように・・・と思ってたんですが、こんなに快適ならもっと早く買えばよかった。

温かい蕎麦も食べて深部体温も確保し、元気が出たので次へ。お城エリア共通券みたいなものがあるのでそれを購入し、「小泉八雲記念館」「武家屋敷」「松江歴史館」「松江城」とをじっくりと見てきました。
小泉八雲さんも松江に来て結婚したけど冬が寒すぎて熊本に逃げたんだってさ。

のんびりしてたら夕方にったので、鳥取まで東進します。山陰本線は山陽本線より圧倒的に本数が少なく、同じような距離でもなぜか時間がかかります。おまけに米子で必ず乗り換えが発生するのも不便。あまりにも寂しい夜の鳥取駅に降り立ったところで今回はここまで。

次回は山陰~北近畿、帰るところまで書けたらイイナ!
[ ギガゾンビ at 2015/03/13(Fri) 11:46コメント(0) ]
2015/03/05(Thu)
 ドラゴンクエストヒーローズが楽しくって更新が滞ってるギガゾンビですこんにちわ。
無双かと言われるとやっぱり違うな、とオレなんかは思いますが、それでもよく出来たゲームです。ついやっちゃう感じ。
詳しくはそのうち取り上げますね。

えーと愛媛についた次の日、2月5日からでしたね。
愛媛松山といえば道後温泉。由緒ある温泉ということで早朝から空いてるため、例によって朝イチで訪れよう・・・と思ったんですが寝坊しましてね。前日カプセルホテルに泊まったんですが、カプセルの目覚まし時計を掛け間違ってたみたい。目覚めたら8時前でした。
それでもバスの一日乗車券を前日に買っておいたため、跳ね起きてすぐ出発。松山市街地から道後温泉は市電で15分程度です。
道後温泉はいわゆる日本日本した「温泉郷」という雰囲気ではなく、「道後温泉本館」を中心にした半径300メートルくらいにギュッと密集した観光地。門前町みたいなイメージで、他の温泉はわずかで、あくまでこの本館を中心とした寺町みたいな作りです。ちょっと行けば温泉ホテルもあるみたいですが、泉質がどうのというより道後温泉本館そのものが建造物として観光名所的なので、アクセスを考えると市街地周辺の方が宿泊拠点としては適しているかと。

道後温泉本館は改築に改築を繰り返して今の形になったという不思議な建造物。正面玄関の向きとかも変わってるため、門の上の鳳凰らしき鳥がソッポを向いています。中は1Fが銭湯みたいな温泉スペース、2Fが大広間の休憩所、3Fが個室になってる一等客室という感じ。浴場はなぜか隣接して2つあります。両方行ってみましたが構造もほぼ一緒。くっつけりゃいいのに。これも改築の影響でしょうか。
さらに2F3Fには美術品の展示室や皇族専用室(今はもう使ってないので見学できます)なんてものもあります。
注意が必要なのは料金システムで、基本は「温泉のみ」「温泉+2F」「温泉+3F(他のとは別な浴場で、要するに上等チケット)」三種のチケットがありますが、これらが完全に別のもの、という点が厄介。「2Fのみ券」とかがないため、「温泉のみ券」を買ってしまったら2Fには入れないんですよ。そして追加料金を払ってグレードアップすることも不可能。
なんでこんなことグチってるかというと、温泉のみ券は市内各地で割引販売してるんですよ。オレは例のカプセルホテルでその入浴券つきの宿泊プランを利用したため、手元にチケットがある状態。でも観光客としては2Fも行ってみたい。という苦渋の決断を迫られたわけです。結局手元のチケットはおみやげと割り切って2Fにも行ってきました。浴衣とか貸してくれるしお茶とおせんべいのサービスがついてきます。のんびりしたい人にはオススメ。というか温泉のみ券で利用できるのはガチで風呂場だけなので、そっちは地元の人が銭湯感覚で入りに来るためのものなんじゃないかと思います。

休憩所でいろいろ調べ、まずはすぐそこの「子規記念博物館」に行ってみました。徒歩五分の好立地です。
こちらは読んで字のごとく正岡子規の軌跡と日本の俳句界に及ぼした影響を扱ったミュージアム部分が半分、残り半分は俳句日本一の愛媛県らしく市民俳句会の入賞作品を展示するスペースや講堂など。
今の俳句がいかに「子規流」かということがよぉくわかります。ミュージアムとしては新しくて見せ方にも工夫があるのでなかなかいいところです。道後温泉エリアで見るものは正直言って本館とここだけなので、ついでにどうぞ。

少し早いですがお昼。いよでん松山市駅まで戻り、驚愕の「とんかつパフェ」なるものを食べに「清まる」というトンカツ屋さんに行ってみます。
ちょっとカフェ風というかオシャレなファストフード店のような店構えのお店で、基本的には普通のトンカツ屋。ちょっと早めのランチを楽しむリーマン、OLでそこそこ賑わってます。勇気を出してとんかつパフェを注文し、待つこと15分。
来ましたとんかつパフェ。突き刺さっているとんかつは薄切りで一見ウエハースみたいに見えるせいか、見た目にはそれほど違和感がありません。厳密に決められた「食べ方」が事前に手渡されているので、それに従って①薄切りのリンゴの上にトンカツを載せる→②とんかつの上に薄く抹茶アイスを塗る→③生クリームを載せる・・・そして出来上がったのは一品のオードブルのよう。食べてみると、ん? んまい。肉は脂身のほとんどない部位(ヒレか?)で、手で持てる程度に冷ましてあります。抹茶アイスと生クリームは甘さをぐっと抑えてあり、そういう一種のソースに思えてきます。リンゴとカツの食感の差、甘味と酸味と肉、脂肪のコクが調和して、正面から向き合えば(突飛ではありますが)よくできた料理に仕上がってます。決して悪ノリの産物ではなく、先入観を排してトンカツの新しい食べ方を模索した結果なんだなぁと感心することしきり。食べ方説明書にに「ご飯が欲しくなってもそれは気のせいです」って書いてあるし。
惜しむらくは抹茶アイスが硬くて塗りつけにくかったことでしょうか。改善の余地あり。あと手が汚れるのはやむなし。「作る楽しみ」の代償ということで割り切ってください。
というかそもそもまずトンカツがしっかりウマイので、普通のランチも食べてみたいですね。数人で行ってひと通り普通に食事したあと、デザートにとんかつパフェをシェアして試食してみるのが理想的でしょう。

お次は松山城。今回の旅行で早くも6個目の城です。天守を含む城郭全体が山っぽい公園になっていて、山頂にいわゆる「お城」が立っているデザイン。山頂まで行くロープウェイがあり、市街地からロープウェイ乗り場に向かう道がいわゆる土産物ストリートになってます。道後温泉といい愛媛県民はこのデザインが好きなんでしょうか。観光客としては見て歩きやすいのでありがたいですが。
城については書き飽きてきたので割愛。

城山のふもとには「坂の上の雲ミュージアム」というのが最近出来たそうなんで、ついでに寄ってみることにします。こちらは司馬遼太郎の同名小説をテーマにしたミュージアム。テーマがあくまで「小説:坂の上の雲!」というスタンスだったので個人的には楽しみにくい。だって読んでないし、大河ドラマも見てないし。手書き原稿とか見ても嬉しくないしね。司馬遼太郎本人が好きな人なら、ってところですね。ちなみに広くはないので、ついで観光には悪くないでしょう(精一杯の賛辞)

夕方になっていろんな施設が閉まってきたので、今治に移動します。松山からは意外と遠く、所要時間は2時間半くらい。到着するともう21時近くになりました。近年バリィさんと鉄板焼き鳥で全国的な知名度が高まっている今治ですが、考えてみれば所詮いち地方都市なわけです。要するに夜が早いし繁華街も小さい。居酒屋でも22:30とかにラストオーダーなんですね。
そんな中、閉まるギリギリのところで今治流の焼き鳥にありつくことができました。
全国的に焼き鳥といえば串に刺して炭で焼くものですが、名高い今治焼き鳥は鉄板焼きスタイル。串は通さず味つけはタレが基本。見るからに重量がありそうな、正方形のバックラーみたいな鉄板で上からも押さえつけながら焼くのが特徴。両面から焼くことになるので提供が早いのがせっかちな今治人に受けたんだそうです。
メインの食材は「鳥皮」。全力で圧迫して油を落とすためカリカリではなくモチモチした食感とタレの味がなんともいえずウマイ。値段も安く量も多いし、ご飯でもお酒でもいけるありがたいお料理。あの盾さえあればうちでも作りたい。まぁフライパンでもホットプレートでも傷だらけになりそうですが。
あと焼き鳥屋についての注意点ですが、どこも仕事帰りのリーマン等で混みがち。そして空く頃にはもうすぐ閉まるという供給優位の状況にあるのでかなり早めに行くか覚悟して行くかする必要があるかと思われます。

6日。ひさびさにしっかりと晴れ。
例によってレンタサイクルで「ICHIROタオル美術館」へ行こうと思っていたので、晴天はありがたい。
また詳しくは2月7日のところでも書きますが、今治はしまなみ海道サイクリングをイチオシしていることもあってレンタサイクルが充実。クロスバイクがありますし駅のレンタサイクルも朝8時からやってます。また昨日はもう閉まってましたが駅に隣接してガチの自転車屋があります。というか駅周辺で一番立派な施設がこの自転車屋。駅ビルとかデパートとかはありません。「サイクリストの聖地」を自称するだけはありますね。

さて「ICHIROタオル美術館」は駅からは10キロ以上離れている上、山の中にあるのでチャリは素人にはオススメできません。元に駐輪場ないしね。
こちらは地場名産品のタオルの工場見学とタオルを使ったアート作品の展示、タオルあり、アウトレット品あり、愛媛名物ありの広大な物販スペース、不自然に大きい中華レストラン、そしてなぜかムーミンの博物館が一緒になった、西洋の城めいた巨大建築物。いようと思えば半日くらいいられそうなところでした。今治には他にこれといった観光地は今治城くらいしかないので、行ってみるのも一興でしょう。
また名産の今治タオルは市内のあちこちで売ってはいるものの基本的に高価いので、アウトレットのタオルを買うことをメイン目的に来るのもアリでしょう。車があれば言うことなしです。

行ってみてくるだけでお昼を過ぎました。帰りがてら焼き鳥と並ぶB級グルメ「焼豚玉子飯」を食べられるお店を探します。これはご飯+目玉焼き+タレというシンプル極まりない丼もので、もともと中華屋のまかない食だったルーツから市内各地の中華料理店、ラーメン屋、餃子屋などだいたいどこでも食べられる様子。学生が喜びそうなガツン系のランチです。ラーメンとセットにしても1000円前後くらいだったので大食漢御用達であろうことは想像に難くありません。
お味の方はもう想像通り。チャーシューの出来がそのまま味の決め手なので、好みの店が見つかると最高でしょうがハズレってこともあんまりなさそうなので、あまり悩まず適当な店で気軽に食べちゃっても大丈夫なんじゃないでしょうか。家で作るのもカンタンではありましょうが、栄養面で勇気のいる料理ですね。

昼食後そのまま市街地へ戻り、数少ない観光スポット「今治城」へ。あまり観光地化されてない様子で、寒かったせいか平日午後なせいか公園を兼ねているにも関わらず人気は犬の散歩してるおじいちゃん一人。独り占め感がたまりません。
中は凡庸な博物館スタイルですが、今治城の見どころはお堀。海水を引き込んでいる珍しい形式で、海藻も生えてれば魚も泳いでます。この日は無風に近かったので水面に映る「逆さ城」も割とキレイでした。夜はライトアップされるので、そちらもなかなか。外から見て美しいお城です。

だいぶ時間を持て余したので、街中の物産館で「せんざんき」なるものを食べてみました。これは要するに鳥のカラアゲのたぐいで、北海道民なら「ザンギ」だと思っておけば大体合ってます。というかザンギもせんざんきも由来は同一の中華料理であるとする説が有力みたい。
味はザンギに比べてタレ感が薄く、淡い味付け。個人的にはやっぱりザンギのほうが好みですかね。念のため夜にも別の店で食べてみましたが似たようなものだったので、薄味がスタンダードなんでしょうね。

夜はまた別の焼き鳥を食べただけなんで、今回はここまで。
明日はいよいよ今回の旅行のメイン、しまなみ海道サイクリングとウサギ島です。
[ ギガゾンビ at 2015/03/05(Thu) 11:43コメント(0) ]
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プロフィール
ギガゾンビ
  • 性別
    男性
  • 住所
    北海道
試験に落ちて暇を持て余している32歳無職。 もちろん就職する気は皆無。
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